お世話になっております。
株式会社湘南工務店、代表取締役の髙石です。
2025/1/31(金)、本日も引き続き平塚市にて施工させて頂きました屋根葺き替え及び外壁塗装工事から『破風板塗装』の投稿をさせて頂きます。
破風板ってどんな素材で作られているの?
以前のブログで破風板の重要性や意味に関しては投稿させて頂きましたので、今回は破風板がどの様な素材で作られているのか?を書かせて頂こうと思います!!
一般的には、①木材や②窯業系(サイディング)が使用されていますが、③金属系④珪酸カルシウム板⑤モルタル等で作られている事が御座います。
①木材や②窯業系(サイディング)等は働き幅(長さ)に限界が御座いますので、連結部分にシリコンを使用します。経年でシリコンが劣化し、その隙間から雨水が差し込み破風板が劣化する事が多いです。
痛んでしまった場合はどうしたら良いの?
劣化の具合にもよりますが、最終的には腐食してしまいますので『交換』が必要になります。
交換する際に必ず『足場』が必要になりますので、塗装工事を行わない場合でもそれなりの費用を伴います。
予防方法は?
①早めの塗装が一番リーズナブルだと思います。
②既存の破風板材の上に金属素材で板金を施す。
上記2点程しか破風板を守ってあげる方法は無いと思います。
風災等で屋根材が飛ばされたとしても、住んでいる人は気が付かない事がほとんどです。飛ばされてしまった部分から雨水が侵入し、内側から破風板を劣化させる場合も御座いますので、上記2点はあくまでも何もない状態での予防方法となります。定期的な住宅点検の大切さが良く分かりますね(*’▽’)
話が反れましたが、今回は破風板塗装を行っておりますので画像を見てみましょう!!
※既存破風板

ペーパーで研磨をした後になりますが、表面が劣化しているのは見てもらえれば分かると思います。
※破風板塗装×一回目施工中

※破風板塗装×一回目完了

※破風板塗装×二回目施工中

※破風板塗装×二回目完了

陽の光が当たって物凄くキレイに見えますね(*’▽’)
先程、途中の説明で『連結部分にシリコン』と書きましたが、上記画像で言うと三角がぶつかり合っている部分に『シリコン』を使用しています。
私も色々と思う事がありますので少し書かせて頂きます…(;´・ω・)
日本の住宅は雨漏りのリスクがある場所に『水に弱い素材』が多く使用されています。
それはなぜなんだ?を考えると『建てる側』と『修繕する側』の考え方が違うからなんです!!
①建てる側※雨漏り何て絶対にしない様に建てているから大丈夫!
②修繕する側※雨漏りはどこの家庭でも必ず起こりうる問題です!
そりゃ~やり方も変わりますね( ;∀;)
私だったら、建てる時にメンテナンスフリーを考えて家を建てます。
葺き替えのリスクがある屋根材は使用しませんし、破風板も板金しちゃいます。
お客様の知識が無いと、建てる側の言われるがままになってしまうのが現状ですので、私のブログが少しでもお役に立てればと思います。
しかし!建てた後でもしっかり住宅を守ってあげる事は出来ますので、住宅点検は欠かさず行う様にして下さいね!(^^)!
住宅外装リフォームの事でお悩みの方は、お気軽に弊社に御相談下さい。
何卒、よろしくお願いいたします。