お世話になっております。
株式会社湘南工務店、代表取締役の髙石です。
2025/11/7(金)、本日は平塚市にて施工させて頂きました【外壁・屋根塗装工事】から『高圧ジェット洗浄作業』の投稿をさせて頂きます。
かなり前に【足場架け】の投稿をさせて頂いたのですが、作業投稿が遅くなってしまいました( ;∀;)
高圧ジェット洗浄作業施工中画像!!
※既存高圧ジェット洗浄前外壁サイディングボード

※高圧ジェット洗浄作業中(外壁)

※高圧ジェット洗浄作業完了(外壁)

※高圧ジェット洗浄作業中(屋根)

強力なパワーで汚れを根こそぎ洗い流します!!
屋根の画像を1枚だけアップさせて頂きましたが、白く剥がれた部分があるのが分かると思います。
【塗膜が剥がれ屋根材の素材素地が露出】している状態です(;´・ω・)
この様な場合には、高圧ジェット洗浄も気を付けなくてはなりません。
素地が露出していると、水分をかなり吸い込んでしまう状態なので、同じ部分に対し高圧ジェットを当て続けると、屋根内部に水分が侵入しかねません(>_<)
ただでさえ、焼付塗膜まで剥がれてしまっている状態なので、剥がれを促進させてしまう恐れも有ります。
高圧ジェットの圧力を調整し、汚れだけを落として行く様に気を付けます。
屋根は、外壁よりも素材自体が傷みやすいので、高圧ジェット洗浄時から注意が必要となります。
今回の既存屋根材は『アーバニー』と言う種類で、既に販売が終了した資材となります。
もし割ってしまったらとても大変です(;´・ω・)
形が特殊な屋根材は、既に生産が終了している物が多くあります。
自身の住宅にどんな屋根材が使用されているのかを確認する必要がありますね。
ちなみに『アーバニー』はリコールが発生し、販売終了となった製品となります。
『アスベスト未使用』が法律で制定された際に、代わりとなる屋根材を慌てて作った結果がリコールに繋がっています。
アスベスト使用禁止法律制定時期…
2006年9月1日から、重量の0.1%を超える製品の製造・輸入・譲渡・提供・使用が原則として禁止となり、2012年3月には『全面禁止』となりました。
2006年9月1日前に、住宅を建てた方は『アスベスト』が使用されている屋根材。
2006年9月1日以降、そこから2~3年の間に住宅を建てた方は、『アーバニー』の様な製品を使用されている場合が多くあります。
屋根建材メーカーは、建元にリコールの通知を出しています!!
リコール内容が戸建ての施主様まで届き、実際に屋根葺き替えを行った家の棟数は10%程度と言われています。建元、不動産業者がお客様に伝えていないケースがほとんどです。
今回の塗装工事前、弊社としては【屋根葺き替え工事】を推奨させて頂きましたが、御予算の都合上【屋根塗装工事】を施工する事になりました。
施工を行うに当たり、注意すべき点をしっかり見極める必要が御座います。
皆様も御自身の住宅の建築時期を確認して頂き、自身の住宅がどの様な屋根材を使用されているのかを知る事も大切だと思います。
知る事で、リフォームの方法も大きく変化いたしますし、無駄の無い安全な施工をする事が可能となります。
弊社では、見積り前に必ず詳細な現地調査を行わせて頂きます。
リスク等が有る場合は、報告書にてご説明させて頂きます<m(__)m>
明日は、シーリング打設工事の投稿をさせて頂きます。
外装リフォームの事でお悩みの方は、お気軽に弊社に御相談下さい。
何卒、よろしくお願いいたします